GraveDollの備忘録ブログ

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JenkinsでC#のプロジェクトを自動ビルドしてみた

JenkinsでC#のプロジェクトを自動ビルドしてみたときのメモ。
Windows用アプリを作成するときのものですが、キャプチャ画面がMacなのは気にしないでくださいw

1. プラグインマネージャーでMS Buildにチェックを入れ、Jenkinsを再起動。

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2. Global Tool ConfigurationでMS Buildのパスを設定する。

下の画面キャプチャは空白ですが、Visual Studioのインストールフォルダの中にあるはずなので、MSBuild.exeのパスを設定してください。
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3. プロジェクトの設定でMS Buildを選び、コマンドを記述する。
  • MS Build ビルドファイルはソリューションファイルを指定します。
  • コマンドライン引数については以下の通りです。
/t: 

でターゲットのプロジェクト名とbuild/cleanの指定を行います。

/p:

でRelease/Debugの指定やプラットフォームの指定を行います。
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  • InstallShieldのプロジェクトもビルドできるのでインストーラまで自動で作成できます。

その場合のコマンドは

/t:InstallShieldProject,build /p:Configuration=SingleImage /p:Platform="Any CPU"

のようになります。
さらに

/p:InstallShieldProductversion="1.0.0.0"

というパラーメータを追加するとインストーラファイルのバージョンも設定できます。