GraveDollの備忘録ブログ

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Wi-Fi QRコードを作成してアクセスポイントに接続してみた

iOS11の新機能として、標準のカメラアプリでQRコードを読み取ることでアクセスポイントに接続できます。
ということで、実際に自分でQRコードを作成してアクセスポイント(自宅のルータ)に接続してみました。
QRコードならSSID教えたりパスワードの入力だったりがいらないので、家に来たお客さんがWi-Fiに使いたいってときにサッと接続できていいかもしれないですね。
ちなみに、AndroidでもQRコード読み取りアプリがWi-Fi接続対応していれば可能です。

Wi-FI接続用の文字列フォーマットについて

調べてみると以下の記事に詳しく書かれていました。
news.mynavi.jp

Wi-Fiに接続するためのフォーマットは以下のように決められているようです。

WIFI:S:(SSID);T:(暗号化方式);P:(パスフレーズ);;

(SSID)を接続したいアクセスポイントのSSID、(暗号化方式)を接続したいアクセスポイントの暗号化方式、(パスフレーズ)を接続したいアクセスポイントのパスフレーズに置き換えてください。

例えば、SSIDが"MyWi-Fi", 暗号化方式がWPA2-PSK, パスフレーズが"PassPhrase"の場合は

WIFI:S:MyWi-Fi;T:WPA;P:PassPhrase;;

となります。最後は;(セミコロン)が2つなので注意して下さい。

QRコードの作成

あとはこのテキストをQRコードにするだけです。
qr.quel.jp
上記QRコード作成サイトなどで、先程のフォーマットに従ったテキストをQRコードに変換しましょう。

アクセスポイントに接続

iPhoneの標準カメラアプリを開き、先程作成したQRコードを写してください。
アクセスポイントへの接続を確認する通知が現れるはずです。
f:id:GraveDoll:20180114000332p:plain
タップすることで接続されます。簡単!

パスフレーズは丸見え状態

作成してみればわかりますが、ただのテキストをQRコードにしているだけです。
当然テキストの読み取りとしてQRコードを読み取れば、QRコードに埋め込まれたパスフレーズは丸見えなので注意してください。